現在、Webサイトへのアクセスを介したサイバー攻撃に対応するためのプロジェクト「Web媒介型攻撃対策技術の実用化に向けた研究開発」に情報通信研究機構(NICT)、 KDDI総合研究所、セキュアブレイン、 横浜国立大学、神戸大学、構造計画研究所、岡山大学と共同で取り組んでおり、その一環として平成30年6月1日よりユーザ参加型の大規模実証実験を開始しました。
金沢大学の主な担務は、プライバシに係る検討です。
当実証実験では、アニメ「攻殻機動隊S.A.C.」に登場するキャラクター「タチコマ」をモチーフとしたWeb媒介型攻撃対策ソフトウェア「タチコマ・セキュリティ・エージェント」をWindows及びMac向けに無償で配布します(ただし現状ではGoogle Chromeブラウザ限定となっています。またスマートフォンには対応しておりません)。「タチコマ・セキュリティ・エージェント」は、以下の機能を持ち最新のWeb媒介型攻撃に対応します。
これらのサイバー攻撃対策機能に加え、攻殻機動隊をモチーフとしたWebの閲覧履歴の可視化などの機能も利用できます。
当技術の実用化及び攻撃検知精度の向上のため、多くの方のご参加を賜りたく存じます。
「タチコマ・セキュリティ・エージェント(Tachikoma Security Agent)」の詳細とダウンロードについては WarpDrive portal site(for details and download)をご参照ください。
また本実証実験の詳細についてはこちらもあわせてご覧ください。
皆様のご賛同・ご協力をお願いいたします。
当研究室では、プライバシ保護技術について研究を行っており、Web閲覧履歴に関するプライバシの検討に取り組んでいます。詳しくは こちらをご覧ください。